CUSTOM PAYROLL SYSTEM

店舗独自の給与体系を、
続けられる仕組みにする

給与体系は店の採用・評価方針そのものです。既製システムに合わせて捨てるのではなく、何を残し、何を標準化するかを分けて設計します。

更新:2026年8月10日編集・監修:株式会社ダイアモンドアーツLumina Adminの実装・運用知識をもとに解説

要点

  • 独自給与体系は、採用・定着・評価で店が大切にする考え方を表します。
  • すべてを個別開発せず、標準設定・運用変更・カスタマイズへ分けます。
  • 本番導入前に過去1期間を再計算し、明細単位で差異を確認します。

給与体系は店ごとに違ってよい

同じ業態でも、売上を重視する店、接客の継続を重視する店、チームへの貢献を評価する店では、時給やバックの設計が変わります。給与体系は単なる計算式ではなく、店がキャストへ伝える評価基準です。

一方で、担当者の記憶や複雑なExcelだけに依存すると、説明できる人が限られ、イベントや退職のたびに式が崩れやすくなります。独自性をなくすのではなく、条件と根拠を誰が見ても確認できる形へ変える必要があります。

現在の給与ルールを棚卸しする

最初から新しい制度を考える必要はありません。現在使っている資料から、実際に計算へ使っている条件を洗い出します。

  • 給与明細と元になった勤怠表
  • 商品・指名・同伴・売上バックの一覧
  • キャスト別・ランク別の例外
  • イベント期間中の特別率
  • 送迎・ヘアメ・その他控除の扱い
  • SB・CBなど外部精算の対象と計算方法
  • 締め後修正や翌月調整の方法

「いつも手で直しているセル」は重要な情報です。そこにシステムが表現できていない店舗ルールが隠れています。

標準設定・運用変更・カスタマイズへ分ける

分類向いている内容判断
標準設定基本的な時給、バック、ペナルティ、SB・CB、イベント率追加開発なしで設定
運用変更重複入力や例外処理を整理すれば標準機能で扱えるもの店側の手順を簡素化
カスタマイズ店の評価方針として残すべき独自計算・画面・帳票仕様と契約期間を確認して実装

個別開発を増やしすぎると、制度変更のたびに費用と時間がかかります。反対に独自ルールをすべて捨てると、採用時に伝えてきた魅力や評価方針が変わります。何を標準へ寄せ、何を店の強みとして残すかを決めます。

バック率や給与ルールを設定するLumina Admin画面
Lumina Adminの給与ルール設定画面。標準機能を土台に、必要な範囲を確認します。

過去実績を使って照合する

説明だけで「同じ計算ができます」と判断せず、過去の1締め期間を使って検証します。キャストごとに、勤務時間、バック、控除、差引支給額を照合し、差が出た項目を分類します。

  1. 現在の確定済み給与明細と元データを用意する
  2. 同じ期間・同じキャストを新設定で再計算する
  3. 差額だけでなく各内訳を比較する
  4. 設定不足、元データ差、旧運用の手修正へ分ける
  5. 例外を含む複数パターンで再確認する
1円一致が目的ではない場合もあります旧Excelに手直しや誤りが含まれることもあります。差異の理由を説明でき、今後どちらのルールを正とするか合意できることが重要です。

導入後も管理者が変更を把握する

給与ルールは一度設定して終わりではありません。新しいイベント、商品、ランク、評価方法が追加されます。変更日、対象、旧設定、新設定、承認者を記録し、どの給与期間から適用するかを決めます。

また、確定後の伝票や実績を修正する場合は、給与への影響を確認して再出力します。設定権限と閲覧権限を分け、操作ログを定期的に確認することで、自由な制度と管理の両立がしやすくなります。

Lumina Adminは、標準パッケージをそのまま利用する場合は月額35,000円で、標準機能への追加費用はありません。カスタマイズは内容と契約月数に応じて初期費用をご案内し、納得できる範囲を確認して進めます。

店のルールを、
毎日使える仕組みへ。

現在の給与体系や伝票、Excelを見ながら、Lumina Adminでどこまで運用できるかをご案内します。

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